健康ウオーキングコース「クアの道」に認定 滝沢・総合公園内

体験会で公園内のコースを歩く参加者

 日本クアオルト研究所(名古屋市)は、滝沢市の滝沢総合公園内のコースをドイツ発祥のクアオルト健康ウオーキングコース「クアの道」に認定した。同研究所によると、自治体主導のコース認定は県内で初めて。市は地元資源を活用しながら、市民の健康づくりを推進する。

 同ウオーキングは気候や地形を利用した運動療法で、心拍数をコントロールしつつ「やや冷える」と感じる状態で野山などを歩くことで、生活習慣病予防や免疫力向上などに効果があるとされる。基本的な目標心拍数は160から年齢を引いた数値で、主観で「ややきつい」とされる強度。

 認定されたのは全長3.2キロ、標高差の合計が73メートルのコースで、道中には道標や心拍を測定するスポットの看板が設置されている。基本的に専門ガイドに歩き方を教えてもらいながら自身のペースで取り組む。

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