プレミア初得点の遠藤航に称賛やまず、リバプールOBも「彼の起用は正しい決断だった」

同点弾を決めたMF遠藤航[写真:Getty Images]

リバプールでプレミアリーグ初ゴールを決めた日本代表MF遠藤航に、クラブOBからも賛辞が送られている。

先週末に行われたプレミアリーグ第14節で、フルアムと対戦したリバプール。試合はMFアレクシス・マク・アリスターの目の覚めるようなミドルなども飛び出す乱打戦となったが、80分に逆転ゴールを許す苦しい展開に。しかし、その直後に投入された遠藤が87分に見事なミドルシュートを突き刺すと、続けざまにDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが逆転ゴールを決め、アンフィールドは歓喜に震えた。

これまではカップ戦要員との見方が強かった遠藤だが、大仕事を果たして4-3で勝利した試合後には称賛の声がやまず。クラブ公式チャンネル『LFCTV GO』に出演した元リバプールのニール・メラー氏も、勝利の立役者だと称えている。

「遠藤は守備的中盤でプレーしていた。だが、彼は『なぜそれをやらないのか?』とばかり前へ出て、攻撃に参加したんだ。そして、彼は報われることになった。モハメド・サラーから本当に良いパスがあったね。パスの質が素晴らしく、まさに素晴らしいシュートだった」

「私は彼がボールを持ったときの反応も大好きだった。彼は我々に勝利をもたらしたかったんだ。クロップ監督はこの試合で彼を起用したが、それが正しい決断だったことが証明されたと思う」

また、メラー氏はこれぞアンフィールドと言うべき逆転劇にも言及。逆転弾のアレクサンダー=アーノルドにも惜しみない称賛を贈っている。

「トレントが決勝点を決めたときの歓声は信じられないほどだった。あの試合で我々は26本のシュートを放ち、そのうち12本が枠内に収まった。フルアムもまた自分たちの役割を果たしており、本当に良い試合だったと思う」

「あの決勝ゴールを決めるための、トレントの体の使い方は本当に信じられないレベルだった。何という決勝ゴールだろう!トレントは非常に影響力があり、本当に素晴らしかった」

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