栃木SCは5日、今シーズンまでツエーゲン金沢を指揮した柳下正明監督(63)がヘッドコーチに就任することを発表した。
同日に新監督に田中誠氏を迎えることを発表していた中、かつての教え子と共に栃木を支える。
柳下氏は、ジュビロ磐田のサテライトやトップチームでコーチを務め、ユースでは監督も務めると、2003年に監督に就任。J1では年間2位になると、天皇杯では優勝を果たしていた。
2004年にはコンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)の監督に就任。2007年に静岡産業大学サッカー部コーチになると、2007年に磐田にコーチとして復帰。2009年から再び四季を取り、2010年にはリーグカップで優勝を収めていた。
2012年6月にはアルビレックス新潟の監督に就任すると、2017年から金沢を指揮。J2を戦うチームで苦しいシーズンが続いた中、2023シーズンは最下位に終わりチームはJ3へと降格。監督を退任していた。
柳下氏は、クラブを通じてコメントしている。
「シーズンが終わってすぐに声を掛けていただき有り難く思っています。今まで自分が経験して得てきたものを、チーム、クラブの成長の為に、全て出し尽くして戦おうと考えています」
「監督が考えているサッカーを選手達がピッチで表現出来るように、サポートして行きます。来シーズンよろしくお願いします」