「ヤシの気持ちになると風がなく暖かい冬に」県道沿いのヤシの木にコモかけ作業 温暖な南伊豆も冬の装い=静岡

本格的な冬の到来に備え、静岡県南伊豆町では12月5日、街路樹のヤシにコモを掛ける作業が行われました。

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南伊豆町奥石廊崎の県道沿いには、2kmにわたって約300本のココスヤシが植えられています。冬になると、海からの強い季節風が吹き、ヤシの木に塩害をもたらすため、毎年12月上旬にコモ掛けを行っています。

5日は、特に風が強い場所にある47本のヤシにコモを掛けました。町から委託された造園業者は、葉を切りそろえて丁寧に束ねた後、手際よくコモを巻きつけました。

<造園業者>
Qどんな冬になってほしいですか?
「風がないには、越したことがないので、風がなく、暖かい冬になってほしいなと、ヤシの木の気持ちになると、そう思いますね」

コモ掛けが終わると、南伊豆町も冬の装いになります。

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