デジタル駆使「未来の遊園地」 チームラボがDFSに常設展 15日からオープン 沖縄

 デジタルアート集団「チームラボ」の常設展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地沖縄」が15日、那覇市おもろまちの「Tギャラリア沖縄byDFS」3階にオープンする。体を動かしながらデジタル技術に触れる「体験型」。県内でも開催実績はあるが、常設展は初めてで、国内でも現在は唯一の常設となる。

 展示されるのは約10作品。紙に描いた動物が動き出したり、図形を踏みながら跳んでいくとさまざまな動物が生まれたりする。

 「未来の遊園地」は2013年にデパートリウボウで初めて開催。シドニーやバンコク、上海、トリノ、ブダペストなど、これまでに世界中で1500万人以上が体験している。

 チームラボは「『みんなで一緒に何かを作るのは楽しいし、素晴らしい』という考えが根幹にある。他の人々と同じ空間でアートに触れながら、共同的で創造的な体験をしてもらいたい」としている。

 DFS社は「芸術的な展示作品に魅了されながら、DFSの品ぞろえをお楽しみいただける。国内外の旅行者に、ぜひ訪れていただきたい場所となることを確信している」とアピールしている。

 チケットの購入はオンラインで入場日時指定制。大人(18歳以上)2千円、中学・高校生1400円、幼児(4歳以上)・小学生1200円。毎月第3木曜日が休みとなっている。(政経部・大城大輔)

「弾む水の天才ケンケンパ」(c)チームラボ
「世界とつながったお絵かき水族館」(c)チームラボ

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