鳥栖がFW和田凌と契約満了…今季もJFL滋賀に期限付き移籍「皆さんの声援が力になりました」

鳥栖からの退団が決まったFW和田凌(写真はブリスベン・ロアーFC時代)[写真:Getty Images]

サガン鳥栖は5日、FW和田凌(28)の契約満了を発表した。

ジェフユナイテッド千葉の下部組織に所属していた和田は、トップチーム昇格とはならず2018年に阪南大学からFC琉球入り。その後、鹿児島ユナイテッドFCを経て2021シーズンから鳥栖に加入した。

鳥栖では出場機会を掴めず、2022年2月にオーストラリアのブリスベン・ロアーFCへ期限付き移籍。同年5月に復帰すると、今度は日本フットボールリーグ(JFL)のMIOびわこ滋賀(現レイラック滋賀FC)に期限付き移籍で加入した。

今シーズンも引き続き滋賀へ期限付き移籍していた和田だが、公式戦出場は7試合にとどまることに。JFLでは1ゴールを記録したものの、先発出場はなかった。

滋賀との期限付き移籍期間満了も発表された和田は、両クラブを通じてコメントしている。

◆サガン鳥栖
「サガン鳥栖に関わる全ての皆様、3年間ありがとうございました。1年目のスタジアムの素晴らしい風景、歓声今でも忘れません。3年間の内、2年間はレンタル移籍でした。そんな中でも現地に応援しに来てくださる方やSNSを通して応援してくれる皆さんの声援が力になりました。皆さんに成長した姿をみせれるように日々精進していきます。本当にありがとうございました」

◆レイラック滋賀FC
「昨年の夏から加入し今日までたくさんの応援ありがとうございました。当時、滋賀に来る事を迷っていました。そんな時に、権田会長と内林専務からどこよりも熱い話を頂いて滋賀に来る事になりました。そこから2シーズン滋賀で過ごした日々は素晴らしく、大好きになりました」

「そんな大好きな滋賀のために大好きなみんなとどうしてもJ3昇格を成し遂げたかったです。チームを離れる事になりますが権田会長、オーナー、社長、内林専務、コーチスタッフの方々、サポーターのみなさん、チームメイトのみんな、本当にありがとうございました」

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