「1年間 チームの戦力になれた」復活のシーズン 田中広輔 広島カープ 契約更改 大幅UP

広島カープの契約更改です。5日は、今シーズン、見事な復活を遂げた 田中広輔 選手が交渉に臨みました。

10年目のシーズンを終えた田中広輔。2020年以来、4年ぶりに100試合以上に出場し、復活を印象づけたベテランは、3000万円から2000万円アップの推定5000万円でサインしました。

広島カープ 田中広輔 選手
「はい。サインしました。いちおうアップということでサインをしました。」

― 球団からの評価は?
「本当、1年間よくやってくれたという言葉をいただきましたし、数字以上に貢献してくれたと。また、ぼくの取り組む姿勢も評価してくれたので、すごく満足しています」

今シーズン序盤は、小園海斗 の不振もあり、慣れ親しんだショートでスタメン出場を果たし、特に走者を置いた場面で劇的なホームランを放つなど勝負強さを見せました。

小園の復帰後は、サードのほか、プロ入り後、公式戦で初めてファーストを守るなど、チームのために役割を果たしたシーズンになりました。

田中広輔 選手
「やっぱり1年間、しっかりと野球をできたことと、チームの戦力として力になれたことはよかった。今シーズンはそういったいい場面で数多く成績を残せたことがよかった。本当に新井さんの言葉で始まったシーズンで、そこで救われたシーズンでしたので、なんとかと思い、やりましたけど、結果は2位ですので、しっかり来季は1つ順位を上げてシーズンを終えたい」

11年目の来シーズン、若いチームの中でベテランとしての役割にも決意を新たにしています。

田中広輔 選手
「まず、やることは変わらずにしっかりとやろうかなと思ってますし、その中でもっと(若手から)いろんな質問をしてきても、ぼくはウェルカムですので、そういった中でもっともっとコミュニケーションを取りながらやりたいなと思います」

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