鳥インフルエンザ対策で連絡会議 静岡県「発生が1~2カ月早くなっている」

国内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが相次いで確認されたことを受け、静岡県は発生を予防するための会議を開きました。

佐賀や茨城など4つの県の養鶏場では、11月から相次いで鳥インフルエンザの陽性が確認され、18万羽が殺処分されました。これを受け、県は連絡会議を開き、発生を予防するための対策の確認や情報共有を行いました。

県は、養鶏場に対し、野鳥が入らないように対策をすることや、消毒を徹底することなどを指導したということです。

また、鳥インフルエンザが確認された場合は、原則24時間以内に殺処分することなど、発生後の対応についても報告されました。

静岡県農業局 望月辰彦局長:「通常、冬場に発生が確認されているが、最近1~2カ月早くなっていて、対策を取る期間を早めに準備しなければいけないと思う」

県は、鳥インフルエンザが通常、人に感染することはないとしていますが、こまめに手洗いやうがいを行うとともに、死んだ鳥や弱った鳥には近付かないよう呼びかけています。

© 静岡朝日テレビ