カラスとスズメが友達になる話で知る人権 小学校で「こども人権教室」 静岡・熱海市 

小学生が相手を思いやる気持ちを学ぶ「こども人権教室」が静岡県熱海市で開かれました。

熱海地区人権擁護委員会 長沢寛治会長:「(人権は)全員が持っている、世の中で一番大切な権利です」

教室は熱海市立第一小学校の3、4年生59人を対象に開かれました。教材は、紙芝居「ずっとともだちでいたいから」です。体が小さいスズメを面白がってイジメていた3羽のカラス。スズメがその事をフクロウ先生に相談し、カラスたちの前で自分の気持ちを話します。するとカラスたちもスズメの気持ちを理解して、友だちになる話です。

友情と思いやりの心を学んだ児童たちは…。

3年生男子:「心を考えるのも大事だなと思いました」

3年生男子:「相手の事とかをよく考えて行動した方がいいなという事が分かりました」

熱海市の人権擁護委員は年に2回、市内の小学校でこども人権教室を開いています。

© 静岡朝日テレビ