泉房穂氏、自民党に毎年約24億円献金の経団連会長「何が問題なのか」発言に指摘「今なお続く利権政治」

兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏が5日、X(旧ツイッター)を更新。経団連が自民党に毎年約24億円の政治献金をしていることについて、十倉雅和会長が4日の会見で「何が問題なのか」などと語り、ネットで炎上していることを受け、自身の見解をつづった。

国からの政党交付金制度はあるものの、経団連の十倉会長は「社会貢献の1つ。世界各国でも同様のことが行われている」とした上で「何が問題なのか」と発言。このコメントが報じられると、Xなどで拡散され、ネット民から怒りや批判の声が殺到した。

こうした動きについて、泉氏は「『利権政治』から脱却すべく、『企業団体献金の廃止』を前提に30年前に導入されたのが『政党交付金制度』。結局、廃止されず、今もなお『利権政治』が続いている…」と指摘した。

泉氏の投稿に対し、フォロワーからは「何が問題なのか理解できないのが最大の問題」「この人は国民感情を逆撫でするのが上手いですね」といった十倉会長への指摘や、「癒着してるのと同じ」「資本家は労働者を搾取して、利益を最大化する」「大企業が儲かりやすい社会に重きが向いてしまいますよね」「企業側としては間違ってない。献金禁止にすればいいだけ」などの意見が続いた。

(よろず~ニュース編集部)

© 株式会社神戸新聞社