「地域の人の顔が見えるサイトに」学生が学びながら運営!オンラインショッピングモールがオープン 出品費用は月額3300円 企業側にもメリット

学生が運営するオンラインのショッピングモールが12月5日、オープンしました。その名も「藤枝ショッピングストリート」。学生たちが学びながら、企業の商品販売を全力でサポートします。

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5日オープンしたのは、オンラインで商品やサービスを販売するECサイト「藤枝ショッピングストリート」です。オープン日までに、地元の食品会社など、静岡県内外の13社が参加を決めています。

これは静岡産業大学・経営学部の授業の一環で、商品ページの作成など運営を行うのは学生たちです。

<藤枝ショッピングストリート 古林泰河社長(静岡産業大学2年)>
「(学生は)主に広告代理店のような動きをします。サイトに掲載する情報を集めるために企業に取材に行って情報を集めている」

大手ECサイトの場合、初期費用や売り上げに応じた手数料など多額の費用がかかりますが、学生が運営するこのサイトは営利目的ではないため、出品する企業にしてみれば、最低限の費用(月額3300円)を支払うだけで済むのがメリットです。

<家事代行業の代表>
「(ECサイトへの登録は)今回が初めて。若い人が見てくれて、アルバイトの人が会社に入ってくれたらいいなと思っている」

目標とする出店企業の数は500社です。

<藤枝ショッピングストリート 古林泰河社長>
「地域の人の顔が見えるサイト、来た人があたたかい気持ちになるサイト運営をしていきたい」

学生が学びながら、企業と作りあげるオンラインのショッピングモール。学生たちは今後、このサイトが地域活性化の起爆剤になればと意気込んでいます。

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