脇坂泰斗が今季のベストイレブンに川崎F勢から唯一の選出者に 「目指したものに届かず…」【Jリーグアウォーズ】

脇坂泰斗が3年連続3度目のベストイレブンに。[写真:©超ワールドサッカー]

川崎フロンターレMF脇坂泰斗がベストイレブン入りの心境を語った。

近年の明治安田生命J1リーグをリードし続けた川崎Fだが、今季はその席巻ぶりから一転してよもやの8位で終戦。ここ数年の年間表彰式では川崎F勢がベストイレブンを占める光景が続いたが、今年は脇坂のみが輝いた。

チームが苦しんだなかで、脇坂は30試合で自己ベストの9得点をマークし、3年連続3度目の受賞に。「リーグ戦の結果が8位と目指したものに届かず、悔しい思いではある」としつつ、「この賞はチームメイトや対戦相手に評価していただいたものだし、大変嬉しく思う」と素直に喜んだ。

Jリーグではこけたシーズンとなってしまったが、9日には2季ぶりのタイトルがかかる柏レイソルとの天皇杯決勝が待ち、脇坂もここにきて10戦負けなしと安定感を取り戻しつつあるチーム状態を強調し、意気込んだ。

「終盤戦にかけて、フロンターレは少しずつ良くなっていっている。それを今週末、しっかりと出して、優勝したいと思う」

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