塩谷町長選 見形氏、4選を目指し無所属で立候補する意向

見形和久氏

 来年8月28日の任期満了に伴う塩谷町長選で、見形和久(みかたかずひさ)町長(70)は5日、下野新聞社の取材に対し、4選を目指し無所属で立候補する意向を明らかにした。6日の定例町議会一般質問で表明するとみられる。

 見形氏は「人口の減少や公共施設の統廃合など課題が山積している。中でも農業・農村の再構築に向けた取り組みを何としても進めたい」と4期目への意欲を示した。

 見形氏は東京農業大卒。同町職員を経て、2012年の町長選で現職との一騎打ちを制し初当選。16年は元職、20年は元町議の新人との戦いに勝ち、現在3期目。

 同町長選では現在のところ見形氏以外に表立った立候補の動きはないが、対抗馬の擁立を模索する動きがある。

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