「生ごみの処理が面倒」 魚の頭部や内臓を海に捨てた疑い 男性4人を書類送検 宮古島海上保安部

投棄され漁港内で沈んでいる魚の頭部=9月6日、宮古島市の狩俣漁港(宮古島海上保安部提供)

 魚をさばいた後に出る生ごみのあらを海に投棄したとして、宮古島海上保安部は5日までに、宮古島市内に住む60~80代の男性4人を那覇地検平良支部に書類送検した。「生ごみの処理が面倒だった」などと話しているという。

 4人の送検容疑は9月6日と10月9日、市内の狩俣漁港や久松漁港で魚の頭部や内臓を海に捨てた疑い。4人はそれぞれ、漁師から買ったり自ら釣ったりした魚を漁港内でさばいて自宅に持ち帰った。1人は、13匹分のあらを海に捨てていたという。同保安部は「きれいな島の海を守るためにも、不要となった魚のあらを海に捨てるのはやめてほしい」と呼びかけている。

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