ドジャース・ロバーツ監督 「大谷獲得は我々の最優先事項」と明言

日本時間12月6日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はここ数日のあいだに大谷翔平と面会したことを明らかにした。ジャイアンツとブルージェイズの球団施設を訪問したことも報じられており、大谷との面会が明らかになったのはこれで3チーム目となる。ロバーツ監督はさらに「明らかに、ショーヘイは我々にとって最優先事項だ」とコメント。一方、ブランドン・ゴームスGMは指揮官が大谷との面会について大々的にコメントしたことについて「驚いた」と話している。

ロバーツ監督によると、大谷との面会は「2~3日前」に行われ、2~3時間程度のものだったという。ほかの選手は同席しなかったが、その会談によってドジャースと大谷の関係性は「より親密」になったそうだ。「彼と一緒に時間を過ごせたことは、ただただ嬉しかったよ」とロバーツ監督。大谷が決断を下すタイミングについては言及を避け、「早く決まってほしいね」と述べるにとどめた。

大谷陣営が各チームに情報を漏らさないよう依頼しているとの情報もあるが、ロバーツ監督は大谷との面会が「上手くいった」と語り、ドジャースが大谷と契約を結ぶことに自信を見せている。「嘘をつくのは自分らしくないと思ったんだ。質問をされたから答えたまでだよ。結果はそのうち明らかになるだろう」とロバーツ監督。ゴームスGMが「驚いた」と話していることを踏まえると、ドジャースとしては積極的に情報を漏らすつもりはなかったはずであり、今回のロバーツ監督の発言が大谷争奪戦の動向にどのような影響を与えるか気になるところだ。

先発投手が最大の補強ポイントとなっているドジャースだが、FAとなったJ・D・マルティネスにはクオリファイング・オファーを提示せず、指名打者の枠も空いている。現時点の来季ペイロールは1億5800万ドル程度で、大谷獲得と先発補強を両立するだけの資金力はあるとみられており、先発補強と並行して「最優先事項」である大谷獲得を狙うことになるだろう。

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