"巨大なしめ縄"恒例の架け替え 日光市・森友瀧尾神社

 日光市の神社では12月5日、毎年恒例の大きなしめ縄の架け替えが行われました。

 日光市の森友瀧尾神社では、毎年12月15日に行われる例大祭の前に一年間使った拝殿の大しめ縄を新しいものに架け替えています。

 5日は、神社の関係者たちで構成される「日光藁文化保存会」の会員などあわせて15人ほどが架け替えを行いました。

 しめ縄は、保存会が神社で育てた藁を使って作ったもので長さ約4メートル、重さ約300キロ、太さは最大で約1.7メートルと栃木県内で屈指の大きさです。

 神社によりますと2本の縄は父親と母親、「注連の子」と呼ばれる3本の房は子どもを表していて、縁結びや子宝にご利益があるといわれています。

 しめ縄を架け替えた後は「注連の子」から出ている余分な藁を子どもの髪の毛に見立てた「断髪式」を行い、しめ縄を完成させました。

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