【足利】JA足利は3日、本格出荷を迎えているトマトなど市産のブランド野菜「あしかが美人」を本城2丁目の本城厳島神社に奉納した。同神社は「美人弁天」として親しまれている。
同JAは2004年以降、主要7品目を「あしかが美人」と命名し、ブランド野菜として販売している。豊富な日照、肥沃(ひよく)な大地に育まれた市産の新鮮野菜を食べて、身も心もいっそうきれいになってもらいたいとの願いを込めている。
この日はJA側からトマト部やいちご部会、キュウリ部の部長や部会長ら5人のほか、地元の町おこし会のメンバーらが参集した。御祭神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の分身「美人弁天」に、トマト4キロとイチゴ3.6キロ、キュウリ5キロを奉納。同JAのイメージキャラクター「美人ちゃん」がその様子を見守った。
営農経済部の三田直樹(みたなおき)部長(51)は「猛暑の影響で厳しい栽培環境ではあったが、順調に育っている。ぜひ味わってもらいたい」と呼びかけている。