維新・馬場代表 都の高校授業料実質無償化に「大阪で始めた歩みが首都でも」全国的な広がりに期待

日本維新の会の馬場伸幸代表(58)が6日、国会内での党役員会で、東京都の小池百合子知事(71)が都内在住の高校生の授業料を私立を含め実質無償化することを表明したことに触れ「小・中の給食の無償化もやるということで、我々が大阪で始めた教育の無償化の歩みというものが、首都の東京でやるということ。ようやく国も、これを地方でやってくださいというわけにはいかなくなる」と話し、全国的な広がりに期待を寄せた。

小池氏は5日の都議会で、授業料無償化の所得制限を撤廃する方針を示した。馬場氏は「我々が掲げてまいりました、幼児教育の無償化に始まって高校、大学、大学院、すべての教育を無償にするという歩みが、徐々に前進しているという感触。教育無償化というのは、人の一生で考えると一番お金のいる時期、世代。そういう皆さん方の家計をサポートするということでは効果てきめん」と訴えた。

馬場氏は「着々と歩みを進めていく。我々が政権政党になれば、どういう政治をするかということを一歩ずつ進めていく」と、不退転の決意を見せた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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