ベテランDF櫻内渚が今治を1年で退団…自身初のJ3は14試合出場「心からありがとう。またどこかで」

[写真:©︎J.LEAGUE]

FC今治は6日、DF櫻内渚(34)との契約非更新および退団を発表した。

櫻内は関西大学から2012シーズンにジュビロ磐田入りし9年間プレー。2021シーズンからはヴィッセル神戸へ移籍するも、2年間でリーグ戦3試合出場にとどまった。

今治には今季加入し、自身初となるJ3リーグでのプレーに。出場はリーグ戦14試合だった。通算成績はJ1通算82試合5ゴール、J2通算78試合8ゴール、J3通算14試合0ゴールとなっている。

今治退団に際し、クラブ公式サイトでコメントを発表。各方面への感謝を綴った。

「一年という短い間でしたが、応援ありがとうございました。怪我からのスタートでたくさんの方にご迷惑をかけ、チームの力になれず、申し訳ございません。しかし、チームメイトや会社スタッフ、ファン・サポーターはいつも温かい声をかけてくれ、復帰を待っていてくれたことが伝わってとても嬉しかったです」

「今治では、僕の『こんなことをやりたい!』という提案をたくさん実現させていただきました。地域の皆さんはもちろんですが、会社スタッフの協力があってこそ出来たことなので、本当に感謝しています。僕のわがままをたくさん聞いてくれてありがとうございました」

「ここでやり残した事は、まだまだたくさんあります。昇格してみんなと喜びたかった。地域との交流をさらに増やし、街を盛り上げたかった。このFC今治という大好きなチームを応援してくれる人をもっともっと増やしたかった。あげだしたらキリがないほどです。正直なところ道半ばで去ることは想像していなかったので、悔しい気持ちでいっぱいです」

「ただ、FC今治はもっと素晴らしく、もっと大きなチームになれる力を持っています。この先のFC今治のさらなる発展を心から願っています。ここで僕が残せたものはあまりないかもしれないですが、みなさんの中に少しでもその軌跡として残ってくれたら嬉しいです」

「FC今治でプレーできて幸せでした。人も街も自然も大好きでした。心からありがとう。またどこかで会いましょう」

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