J1昇格プレーオフ連続先発のGK大久保択生選手ら契約満了に J2清水エスパルス

サッカーJ2清水エスパルスは12月6日、J1昇格プレーオフ準決勝、決勝と先発出場したGK大久保択生選手(34)をはじめ、DF井林章選手(33)、MF神谷優太選手(26)と来季の契約を結ばないと発表しました。

大久保選手は今季リーグ戦は出場ゼロだったものの、J1昇格プレーオフで、体調不良の元日本代表・権田修一選手に代わり、準決勝と決勝に出場しました。井林選手は、今季リーグ戦18試合に出場し3得点、神谷選手は、リーグ戦22試合に出場し、7月の国立競技場でのゲームでゴールを挙げるなど得点を記録しました。3選手はクラブを通じて、以下のコメントを発表しています。

<大久保選手コメント>
「今シーズンをもちまして契約満了となり、清水エスパルスを離れることになりました。2019年の夏から4年半の間、清水エスパルスの選手として戦えたことを誇りに思います。どんな時でも変わらずに応援してくださったサポーターの皆様には感謝しかありません。

プレーオフ決勝のあの最高の応援の中で、PKを止めて皆さんと喜び合えなかったことが心残りで、自分の実力不足を痛感しています。来年も清水エスパルスでプレーできないのは寂しいですが、来年こそJ1 へ昇格して強いエスパルスになることを楽しみにしています。まだまだ現役を続けるつもりなので、またアイスタでプレーする姿を見せれるように頑張りたいと思います。4年半ありがとうございました」

<井林選手コメント>
「このたび、清水エスパルスを退団することになりました。まずは昨年の降格のこと、そして今年J1昇格を果たせなかったこと、本当に申し訳なく思います。2年前の夏にきてから苦しい時間ばかりでしたが、自分らしさを出すことはできたと思うので過ごした時間に悔いはありません。また清水エスパルスが躍動することを祈っています。井林軍団は解散となりますが、皆さんの記憶に留めておいていただけると嬉しいです。本当にありがとうございました」

<神谷選手コメント>
「2年間、短い間でしたがありがとうございました。満了と言う形で終わってしまったこと、すごく悔しい気持ちでいっぱいです。清水でJ1昇格し、皆さんとたくさんの喜びを分かちあいたかったです。それが叶わない現実をすごく残念に思っています。

しかし、それがサッカー選手の人生です。ここ数年、怪我に苦しみ中々満足するプレーができなく悩んだ時期が多かったですが、トレーナーやスタッフの方々のおかげで、今年1年最後までピッチの上で終えることができました。まだ今後のことは決まっていませんが、人生なるようになると思っています。もちろん努力することを怠らないよう毎日必死で頑張ります。僕の人生にはいつも分岐点があります。正しい道は分かりませんが、迷わず自分が思った道に進みたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」

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