週タイトル「大空の弟」伏線回収に、SNS涙「羽鳥先生…」

歌を愛する少女・鈴子がやがて大スター・福来スズ子になるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。12月6日放送の第48回では、第10週タイトル『大空の弟』が戦死したスズ子の弟・六郎のことを歌った歌であることが明かされた。

苦しむスズ子(趣里)に新しい楽譜を渡す羽鳥(草彅剛)(C)NHK

弟・六郎(黒崎煌代)が戦死したスズ子(趣里)を案じ、食事をしようと自宅に誘った作曲家の羽鳥(草彅剛)。羽鳥家には歌手の茨田りつ子(菊地凛子)も招待されており、羽鳥の提案で合同音楽会を開くことに。

一方、六郎を失った父・梅吉(柳葉敏郎)は、「いちからやり直したい」と実家の香川へと戻ることに。苦しみのあまり歌うことすらできなくなったスズ子に、羽鳥は六郎のことを歌った『大空の弟』を捧げるのだった。

今回の放送では、「君が話してくれた六郎君への思いを歌にしたんだ」と、羽鳥がスズ子に『大空の弟』を聞かせるシーンが描かれた。

第10週のタイトルである『大空の弟』の意味が明かされ、SNSでは「週タイトルの『大空の弟』って曲名だったんだ」「羽鳥先生、スズ子のために、六郎のために書いてくれたんだな」「今週のタイトルだけじゃなく曲名でもあったのか。まだ歌詞は見てないのに涙が止まらない」といった声が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「大空の弟」「羽鳥先生」など関連ワードがトレンド入りした。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。12月7日放送の第49回では、りつ子との合同音楽会が開催されることになり、スズ子は『大空の弟』を歌うためステージへと上がる。

文/つちだ四郎

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