97分の劇的ドラマ…大きな勝ち点3手にしたアーセナルだが、失ったのはアルテタ監督

アルテタ監督が97分の土壇場勝利に歓喜爆発だったが…[写真:Getty Images]

劇的なラストプレーでのゴールはアーセナルに勝ち点3とは別のものを与えることになってしまった。
【動画】97分の劇的決勝ゴールにアルテタ監督も歓喜爆発!しかし、これでイエローカードをもらうことに…

5日、プレミアリーグ第15節でアーセナルはアウェイでルートン・タウンと対戦した。

リーグ戦3連勝、公式戦5連勝中のアーセナル。昇格組のルートン相手にまさかの苦戦。先制したものの点の取り合いとなり、3-3で試合終盤を迎えた。

このまま引き分けで試合終了かと思われた中、97分にデクラン・ライスが劇的な決勝ゴール。3-4でアーセナルが勝利を収めていた。

このゴールにはピッチ上の選手たちはもちろんのこと、ベンチにいた選手たちも大喜び。アウェイの地に駆けつけたサポーターの前に集まって喜んでいた中、ミケル・アルテタ監督らスタッフも大喜びしていた。

貴重な勝ち点3を獲得したアーセナルだったが、まさかの代償が。喜びすぎたアルテタ監督は、主審からイエローカードを提示されていたが、これが累積3枚目。これにより累積警告でベンチ入り禁止となり、9日のアストン・ビラ戦ではタッチラインで指揮を執れないこととなった。

アルテタ監督は警告を受けた件について「そうだ。残念ながら自分の席に座っていることなどできなかった」と語り、「私はそこを去ることとなった。空間認識が全くできなくなっていた」と我を忘れたと明かした。

自身へのイエローカードについては「ただただ純粋な感情だった。それでイエローならば、OK。イエローなんだろう」と仕方なかったとしながらも、感情を抑えられる状況ではなかったようだ。

リーグ5連勝が懸かる一戦。指揮官不在でも今のアーセナルならばしっかりと勝利できる可能性は高そうだ。

© 株式会社シーソーゲーム