J1昇格を逃した清水がSNSでの誹謗中傷に訴え「法的措置を含めた適切な対応を取ってまいります」

清水はJ1昇格プレーオフ決勝で引き分け来季もJ2を戦うことに[写真:©超ワールドサッカー]

清水エスパルスは6日、SNSでの悪質な投稿へ注意喚起した。

今シーズンの清水は明治安田生命J2リーグを戦い、1年でのJ1復帰を目指した中、チームは自動昇格圏で迎えた最終節で4位に転落し昇格プレーオフへ。昇格プレーオフでは決勝に進むも、東京ヴェルディと引き分け、J1昇格を逃していた。

0-1でリードしていた中で、後半アディショナルタイムにDF高橋祐治がスライディングでFW染野唯月を倒してしまいPKを献上。これで追いつかれたことで、高橋のプレーには大きな批判も集まっていた。

そんな中、高橋は自身のインスタグラムで心境を綴り、その中で妻である元AKB48のメンバーの高城亜樹さんへも誹謗中傷のメッセージが届いていることを明かし「やめてほしい」と訴えていた。

清水はクラブを通じて声明を発表。SNSでの誹謗中傷や脅迫はやめるように注意喚起をすると共に、法的措置を取ることを発表した。

「エスパルス所属選手および近親者へのSNSアカウントへ誹謗中傷のメッセージがありました。誹謗中傷、侮辱、脅迫はいかなる理由があっても決して許されることではありません」

「このたびの内容は極めて悪質なものであり、看過することはできません。所轄警察署、弁護士へ相談の上、法的措置を含めた適切な対応を取ってまいります」

「清水エスパルスでは今後もこのような行為に対して厳正に対処してまいります。ファン・サポーターの皆様におかれましては、リスペクトをもった発信・行動を行っていただきますよう、あらためてお願い申し上げます」

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