個人情報記載の巡回カードを紛失 126枚廃棄か、大阪府警

大阪府警本部

 大阪府警は7日、住民の名前や連絡先などの個人情報を記録する巡回連絡カード126枚を紛失したと発表した。住吉署長居交番(大阪市住吉区)で保管していたもので、うち109枚には情報が記載されていた可能性がある。情報流出は確認されていないことなどから、府警は誤廃棄したとみている。

 府警によると、カードは地区ごとにファイルで管理していた。11月5日、カードを整理していた警察官が、住吉区苅田1丁目の一部地域のカードをまとめたファイルがなくなっているのに気付いた。この地区に最後に巡回連絡をしたのは2020年7月だった。

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