「死刑になっても悔いはない」一家3人を殺害した被告(56) 裁判で発言求め語ったこと

愛媛県新居浜市で一家3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われている男の裁判で、男は「死刑になっても悔いはない」などと述べました。

住所不定で無職の河野智被告(56)は、おととし10月、新居浜市垣生の住宅で岩田友義さんと妻のアイ子さん、三男の健一さんの胸などをナイフで突き刺し殺害したとして殺人などの罪に問われています。

7日の裁判で河野被告は、本人への質問を前に発言を求め「妄想で頭がおかしいといわれて無期懲役になるのではなく、責任能力があると判断され死刑になっても悔いはない」などと語りました。

7日の裁判では、弁護側と検察側がそれぞれ犯行の動機などについて河野被告に質問する予定となっています。

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