「高価なクソ」大胆デザインのシュツットガルトの限定ユニフォームにファンが猛抗議も、ネットでは高額転売

[写真:Getty Images]

シュツットガルトの特別ユニフォームにファンが反発している。『Footy Headlines』が伝えている。
【写真】キャベツがモチーフになったシュツットガルトの特別ユニフォーム

日本代表DF伊藤洋輝やMF原口元気が所属するシュツットガルト。11月には世界的アーティストのティム・ベンゲル氏とコラボレーションした特別ユニフォームを発表していた。

シュツットガルトとアートを組み合わせた造語「StuttgART(シュツットガート)」と名付けられた特別ユニフォームは、キャベツをモチーフに。地元で収穫されるフィルダークラウトの断面を大胆にデザインしている。

また、黒を基調に白模様で断面を描いたユニフォームは、すべてが同じデザインになっているわけではなく、5種類のパターンが存在している。

だが、約189ユーロ(約3万円)という値段設定や、クラブの象徴的な色の1つである赤が全く入っていなかったこともあり、ファンの間ではその存在に賛否が。完売したということで一定の需要もあったようだが、万人に受けているわけではなかった。

その中、2日に行われたブンデスリーガ第13節のブレーメン戦でこの特別ユニフォームを着用したシュツットガルト。だが、この日のスタンドには「この醜くて高価なクソが VfB ジャージと何の関係があるんだ?」とユニフォームを糾弾する横断幕も掲げられていたようだ。

ただ、『Footy Headlines』によると、この特別ユニフォームはおよそ300ユーロ(約4万7千円)以上で転売されているとのこと。コレクターの間では話題のアイテムになっているのかもしれない。

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