神社から盗んだ銅板を売って生活か…金があるときはネットカフェ、なければ神社で寝泊まり 51歳の男を再逮捕 静岡市

静岡市の神社から屋根などの銅板250枚を盗んだとして、51歳の男が6日、再逮捕されました。別の神社でも同じ手口の犯行で逮捕されていて、男は銅を売って生活費にあてていたということです。

窃盗の疑いで再逮捕された住所不定で無職の51歳の男は10月中旬ごろ、静岡市駿河区の丸子稲荷神社で屋根や側面に取り付けられていた銅板およそ250枚=1万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、神社からの被害届で発覚し、取り調べの中で裏付けとなる証拠が見つかったため、今回の逮捕に至ったということです。

男は買い取り業者に銅板を売って生活費に充てていたということで、お金がある時はネットカフェなどを転々とし、お金がないときは神社などに寝泊まりしていたということです。

男は、6月ごろから10月ごろまで静岡市駿河区の津島神社で屋根に取り付けられていた銅板およそ80枚=50万円相当を盗んだとして11月に逮捕されています。

警察の調べに対して、男は容疑を認めています。ほかにも静岡市駿河区の複数の神社から被害届が出ていて、警察は男が関与した疑いもあるとみて捜査を進めています。

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