過去に同一箇所負傷のファン・ダイク、長期離脱が予想されるマティプへ全力サポートを約束「我々は彼のためにここにいる」

写真:今シーズンからキャプテンを務めるファン・ダイク

リヴァプール所属のDFジョエル・マティプはプレミアリーグ14節のフラム戦に先発出場すると、67分に相手FWウィリアンとの接触後に右膝を抑えながらピッチに倒れ込むと、プレー続行不可能となりピッチを退いた。

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督もマティプが右膝前十字靭帯を負傷していることを認めている。未だ正式な離脱期間は明かされていないものの、手術を受ける予定でシーズン中の復帰は絶望的だという。イギリス『Mirror』電子版が伝えてる。

この負傷を受けチームキャプテンを務めるフィルジル・ファン・ダイクはマティプへの全力のサポートを約束した。

「誰にとっても辛いことだ。彼と彼の家族にはとても申し訳ない気持ちでいっぱいだし、我々全員にとって痛手だ。彼にはもう連絡を取ったよ。マティプは素晴らしいプレーヤーで、このクラブで長年活躍してきた。彼の友人として苦しんでいる姿を見るのはとても辛い」

「これから長期に渡って彼が経験することを考えると本当に心が痛い。でも、我々は彼のためにここにいる。彼が自分達を必要とする時はいつでも彼のそばにいる。何よりもまず、手術が成功し、復帰への道が始まることを願っている」

「自分とジョー・ゴメスは同様の負傷を経験しているからマティプの気持ちが理解できる。簡単に乗り切れることではないけど、彼を全力でサポートするつもりだ。それが我々に出来る最低限のことだからね」

過去に同一箇所を負傷し長期離脱を経験しているファン・ダイクはマティプが今後経験するであろう苦しみを考えると胸が張り裂ける思いだと語り、マティプとその家族への理解を示した。

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