「妖怪川柳」で世相詠んで 境港観光協会が募集中

鳥取県境港市の観光協会がホームページで案内している「第18回妖怪川柳コンテスト」の作品募集のバナー

 鳥取県境港市の観光協会は、妖怪をお題に世相や流行を詠む「第18回妖怪川柳コンテスト」の作品を募集している。「一般の部」と「中学生以下の部」があり、12月31日まで境港観光協会のホームページで受け付ける。

 境港市は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、故水木しげるさんの出身地。作品に登場する妖怪や各地に伝わるお化けを題材に、1人3句まで応募できる。漫画家の弘兼憲史さんが特別審査員を務め、大賞1句を含む入賞作計8句を選ぶ。結果発表は来年2月下旬の予定。

 観光協会の西垣俊一さん(44)は「川柳を通じていろんな妖怪を知ってほしい。今年の話題や日常生活を妖怪の特徴と結びつけてもらえたら」と呼びかけている。

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