東武鉄道「いちごスペーシア」24日運行開始 初日は日帰りツアーも 2026年12月まで

イチゴをイメージして赤とピンクに塗装する「いちごスペーシア」のイメージ

 東武鉄道は7日、東京・浅草-東武日光、鬼怒川温泉駅間で、イチゴをイメージして車両の外観を赤とピンクに塗装した特急「いちごスペーシア」を24日から運行すると発表した。本県誕生150年を記念して企画した。運行期間は2026年12月までの約3年間を予定する。

 特別車両は1編成6両で運行する。通常、白のスペーシアの外観をカラーリングするほか、車内の個室のシートをイチゴ柄にする。一般座席も、2号車と5号車の15列目のシートをイチゴ柄とする。運行情報は毎週更新され、同社ホームページで確認できる。

 今月24日午後0時半からは、東武日光駅で出発式を行う。先着300人に同駅員がデザインしたオリジナル缶バッジをプレゼント。地元の名産品などを販売するマルシェも開かれる。

 同日は日帰りツアーも開催する。いちごスペーシアで浅草-東武日光駅間を往復し、イチゴ型のつり革などの記念品がもらえる。定員142人。代金は大人1万5千円、小学生1万3千円(小学生未満も座席利用などは有料)。東武トップツアーズのサイトから申し込む。

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