栗山英樹と“森のチカラ”を探る! 北海道、モンゴルを巡るHTB開局55周年記念番組

HTB北海道テレビでは、2024年1月2日に「JEMTCスペシャル HTB開局55周年記念番組『未来を創る 森のチカラ 北海道から発見!の旅』」(午後2:00、北海道ローカル)が放送される。栗山英樹氏をナビゲーターに迎え、北海道とモンゴルを舞台に、知られざる“森のチカラ”を探るスペシャル番組だ。

北海道の面積の約7割を占める森林。今、この「森」が秘める無限の可能性に注目が集まっている。豊かな生命を育む「森」は、温室効果ガスを吸収し、土砂災害を食い止め水を貯える「緑のダム」にもなる。人は木を育み、その木から住まいや新たな商品、価値を生み出し、地域産業や雇用創出へとつなげている。また、「森」はSDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールの内14項目に関わり、環境保全の役割にとどまらず、社会の広範な分野で活用が期待されている。特に近年、循環可能な資源やバイオマス素材としての価値が見直され、さまざまな商品や建築物に木材を取り入れる動きが広がっている。

「未来を創る 森のチカラ 北海道から発見!の旅」では、こうした“森のチカラ”に注目し、身近な暮らしや街で広がる道産木材の活用事例、地域を元気にする森づくりの取り組みを特集する。70年前から地元の漁師が植樹を続け、今では森が広がり、豊かな海が戻って来たえりも町や、森づくりや林業をきっかけに町が活性化している当麻町を紹介。さらに、北海道で培われてきた森づくりの技術や情熱を生かし、ある壮大なプロジェクトが動き出しているというモンゴルも取材する。

番組ナビゲーターを務める栗山氏は、住まいを構える栗山町に、自然豊かな天然芝の野球場を備えた「栗の樹ファーム」を開設。地元の子どもたちや野球チームと一緒に植樹活動を続けている。野球と向き合いながら、北海道の大自然の中で暮らしてきた栗山氏が抱く、森づくりへの特別な思いとは?

番組内では、森づくりやモンゴルに関するクイズ、ユニークな雑学をまとめたコーナーも設けられており、お正月に家族で楽しめる発見や驚きが満載の内容になっている。

なお、番組の公式サイトでは、ロケ地マップや番組内容などを随時公開。また、HTBのWEBメディア・SODANEでも番組制作の裏側を紹介するほか、HTB本社1階の「onちゃんテラス」(札幌市中央区北1西1)では、12月5日~30日まで、モンゴルで撮影した4K映像やロケ風景の写真が展示されている(平日午前7:00~午後7:00、土・日曜午前10:00~午後5:00)。

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