栃木県議会・質問3日目 「国道4号など整備へ新組織立ち上げ」

 栃木県議会の通常会議は12月7日、代表質問と一般質問の最終日を迎え、2つの会派から4人が登壇しました。

 質問に立ったのは、とちぎ自民党議員会の高山和典議員、とちぎ・織姫の会の大谷弥生議員、とちぎ自民党議員会の岡部光子議員、同じく板橋一好議員の4人です。

 このうち、板橋議員は首都圏と東北地方をつなぐ国道4号と新4号のさらなる整備に向け、これまで県南と県北の期成同盟会で個別に国に働きかけてきたのを「オール栃木体制」で取り組むべきと求めました。

 これに対し、福田富一知事は新たな組織を立ち上げたことを明らかにしました。県交通政策課によりますと新たな組織は12月4日に設置され、福田知事が会長を務めます。

 国道4号と新4号について現在、県南地区では渋滞緩和のための交差点の立体化が進められています。一方で県北地区では西那須野道路の早期完成などを目指していて、今後、新たな協議会を中心に国に要望活動などを行っていく方針です。

© 株式会社とちぎテレビ