新潟燕市の2地点で基準値超えのトリクロロエチレン 11月に3地点で調査

 新潟県は12月7日、燕市内の2地点(燕、蔵関)で、有害物質トリクロロエチレンの大気中濃度が環境基準値(1立方メートル当たり130マイクログラム)を超えたと発表した。直ちに健康に影響はないとしている。

 県は11月6、7日に殿島を加えた3地点で調査。燕で400マイクログラム、蔵関で150マイクログラムを検出した。トリクロロエチレンは金属加工に使われ、体内に取り込まれると健康被害をもたらすとされる。

© 株式会社新潟日報社