またも先制ゲームをモノにできず、5戦未勝利に…ポステコグルー「明確な信念を示せていない」

5戦未勝利に。[写真:Getty Images]

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が落胆した。

プレミアリーグ開幕から10戦負けなしを続け、先頭集団の一角だったトッテナムだが、第11節のチェルシー戦からよもやの3連敗。前節のマンチェスター・シティ戦では3-3のドローに持ち込んだが、7日の第15節ではウェストハムに後半から巻き返され、1-2の逆転負けを喫した。

これで5試合未勝利に。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、直近の5試合ですべてで先制しながら、またもモノにできず、4敗目のポステコグルー監督はチームの問題点に切り込んだ。

「この試合でも支配しながら具体的なものにできなかった。両ボックスで本当にお粗末だったし、ひどい2失点だったよ。信じられないようなチャンスもあったが、ちょっとアストン・ビラ戦のようだった。チームとして長い道のりがある。今日もそれが映し出されたものだった」

「我々が良いというのは3-0だ。ただうまくプレーすればいいというものではない。ハーフタイムに1-0だったのは良いパフォーマンスではなかったから。3-0だったのなら、そうだったがね。すべきではない失点をした時点で勝利に値しない。試合を終わらせるべきだった」

「ゴール前で試合を終わらせるという信念を欠いているのが問題だ。チャンスを作れているのはわかるが、前半のチャンスはすべて疲労とは関係ない。今の我々はいわゆる良いフットボールをしている。だが、自分たちがやることに対して、明確な信念を示せていない。決意が必要だ」

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