「少女歌劇団ミモザーヌ」いまもりまなか、人気女優から受けた衝撃「感じたことないものがあった」

吉本興業発のガールズレビューカンパニー「少女歌劇団ミモザーヌ」のいまもりまなか(20)、ちばひなの(17)、すずき みあい ムェンドワ(18)、いわむらゆきね(18)が7日、大阪市内で、冬公演「Love Letter~いまもりまなか卒団公演~」(23、24日、東京・銀座 博品館劇場・1月6、7日、大阪・YES THEATER)の取材会に出席。同公演を最後に卒団するいまもりは「5年間の集大成を」と語った。

同劇団は「サクラ大戦」シリーズなどで知られるマルチクリエーター・広井王子氏(69)が総合演出を務め、2019年5月に結成。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、20年12月にオンラインで初公演。着実に公演を重ね、今年で結成5年目を迎えた。

団員には“20歳になるまで”という活動期限のルールがあるため、今年7月に20歳を迎えたいまもりは「私の卒団公演ということで少しは寂しい気持ちもあるんですけど、楽しみが強い。在籍5年間の集大成を」と笑顔を見せた。すずきはいまもりを「ミモザーヌの看板」と称し「自分も(いまもりに)甘えていたなと感じる部分もあった」と存在の大きさを痛感。いわむらは「(いまもり)まなかが卒団しても(ミモザーヌは)大丈夫と思ってもらえるような公演にしたい」と覚悟をのぞかせた。

今回の公演では「愛」の物語をミュージカルに乗せて届ける。ちばは公演名のLove Letterについて「お客さまに向けてももちろんですが、メンバーからまなかに向けたLove Letterも届けられたら」と意気込んだ。

いまもりの卒団後の夢は“アーティスト女優”という唯一無二の存在。「アーティストとしてはミモザーヌのレッスンで学んだことを生かせるので、まずはお芝居の基礎を固めて、小さいことからコツコツやっていきたい」と展望を語った。女優として目標に掲げるのは清原果耶(21)だ。22年放送のTBS系「ファイトソング」での清原の演技が「私の中にすごく入ってきて、今まで感じたことないものがあった」と衝撃を受けたといい「自分が(清原の演技から)何かを感じたように、人に何かを届けられるように」と語った。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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