J2昇格へ「スタートダッシュ切りたい」 ヴァンラーレ八戸・山田尚幸主将

今季成績を報告し、来季への意気込みを語ったヴァンラーレ八戸の下平社長(右)と山田主将

 サッカーJ3ヴァンラーレ八戸の下平賢吾社長と山田尚幸主将が7日、青森市の東奥日報社を訪れ、J3参入後では最高順位となる7位で終えた今季の戦いを振り返り、来季への意気込みを語った。

 近藤弘樹編集局次長兼報道部長と懇談した。J3参入5季目の今季は15勝11分け12敗の勝ち点56で、J2昇格圏の2位以内には勝ち点で6及ばなかった。下平社長は「2勝分の重さを痛感させられた。石﨑監督は来年も続投なので、序盤から力を発揮できると確信している」と語った。

 山田主将はホーム戦の成績が5勝8分け6敗と振るわなかった点を挙げ「ホームで勝てない現状を打破しなければ、青森県を盛り上げることができない」ときっぱり。J2昇格のため「監督も今シーズン以上の練習をすると明言している。しっかりついていき、ヴァンラーレ八戸の粘り強さを開幕から発揮し、スタートダッシュを切りたい」と意気込んだ。

 来季は来年1月中旬に始動。関東でキャンプを行い、リーグ開幕戦に備える予定。

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