原爆ドーム世界遺産登録27年 広島市で核兵器廃絶の誓いと平和を訴える集会

原爆ドームが世界遺産に登録されて27年になるのを記念し、7日、平和を訴える集会が開かれました。

県被団協などが呼びかけた集会には約60人が参加しました。原爆ドームは1996年12月7日、世界遺産に登録され、その翌年から毎年、記念の集会が開かれています。

ロシアのウクライナ侵攻や、パレスチナ自治区・ガザ地区での戦闘が続く中、参加者は原爆ドームが世界遺産に登録された意義を再認識し、核兵器廃絶の誓いを新たにしました。

■県被団協 箕牧智之理事長

「核兵器のない戦争のない国づくりを地球全体でしていかないといけないと思う」

集会では、日本が核兵器禁止条約に参加していないことに触れ「ヒロシマの果たす役割は重い」と訴えました。

(2023年12月8日放送)

© 広島テレビ放送株式会社