「まんだらけ」前社長を書類送検 売り主の身分確認しなかった疑い

警視庁

 フリーマーケットアプリで古物を買い取る際、売り主の身分確認をしなかったとして、警視庁中野署が、古物営業法違反の疑いで東京都中野区の古物商「まんだらけ」の前社長の男性(52)=渋谷区=を書類送検したことが8日、捜査関係者への取材で分かった。両罰規定を適用し法人としての同社も書類送検した。

 捜査関係者によると、男性は容疑を認めた上で「フリマアプリ側が身分確認をしているので、まんだらけとして身分確認する必要はないと思っていた」と説明している。

 書類送検容疑は昨年12月~今年1月、フリマアプリで書籍やおもちゃを買い取る際、売り主3人の身分確認をせず、帳簿にも記載しなかった疑い。

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