ガッティが2戦連発、ユベントスがナポリをウノゼロ撃破【セリエA】

[写真:Getty Images]

セリエA第15節、ユベントスvsナポリが8日に行われ、1-0でユベントスが勝利した。

前節モンツァ戦を後半追加タイム被弾からのガッティ決勝弾で辛くも2-1で競り勝った2位ユベントス(勝ち点33)は、ろっ骨を骨折していたロカテッリが先発復帰を果たし、キエーザとヴラホビッチの2トップで臨んだ。

一方、オシムヘンが先発復帰した中、前節インテルに0-3の敗戦に終わった5位ナポリ(勝ち点24)は、4日後に決勝トーナメント進出の懸かったチャンピオンズリーグ(CL)ブラガ戦を控える中、主力を起用しオシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだ。

立ち上がりからナポリが押し込む展開とすると、9分にポリターノがカットインから際どいシュートを放った。

対するユベントスは19分、左サイドを崩した流れからボックス内のヴラホビッチが決定的なシュートを放つも、ナタンの好ブロックに阻止される。

互いに好機を作った中、ナポリが28分に決定機。ロングカウンターの流れからオシムヘンのラストパスを受けたクワラツヘリアがGKと一対一に。しかしシュチェスニーに寄せられ、シュートを枠外に外してしまった。

さらに39分、FKからディ・ロレンツォがルーズボールを押し込みにかかったが、ここもGKシュチェスニーのビッグセーブに阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始4分にヴラホビッチがポスト直撃のシュートを放ったユベントスは、2分後に先制する。スローインの流れから右サイド、カンビアーゾのインスウィングクロスをファーサイドのガッティが頭で押し込んだ。

ガッティの2戦連発で試合を動かしたユベントスはカウンターで牽制しつつ時間を進めていた中、70分にミスから大ピンチ。シュチェスニーのキックミスをカットされた流れからオシムヘンにネットを揺らされたが、オフサイドで助かった。

終盤にかけてはナポリが攻勢をかけ続けたが、ユベントスが堅守で凌いでウノゼロ勝利。暫定首位に立ち、インテルにプレッシャーをかけている。

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