寒さに負けず 恒例「冬キャンプ」始まる/間木ノ平GP(青森・新郷村)

冬のキャンプを楽しむ参加者たち

 青森県新郷村の自然滞在型観光レクリエーション施設・間木ノ平グリーンパークで2日、恒例の「冬キャンプ」が始まり、愛好家が寒さに負けず、月と星の下で夜を過ごした。

 初日は、キャンプ用品ブランド・フェニックスライズ(五戸町)が主催し、シーズン開幕記念のキャンプ大会を行った。外国の軍隊が使ったテントを意味する「軍幕テント」の集いで、県外では普通に行われている催し。

 参加者16人の多くが軍幕テントを持参し、地面で直接たき火をする「じか火」可能な第1キャンプ場で談笑したり、じゃんけん大会をしたりして親睦を深めた。福島県の会社員三村光治さん(49)は「風がなく快適。じか火ができるキャンプ場はほかの県で少なく、楽しい経験をしている」と話していた。

 冬キャンプは9日~来年2月下旬、隔週金-日曜日に開催。会場はじか火ができない第2キャンプ場になる。問い合わせは新郷村ふるさと活性化公社(電話0178-78-2511)へ。

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