ラグビーリーグワン開幕、神戸が本拠地で大勝発進 NZ代表勢ら活躍、12トライの猛攻

神戸-三重 後半、突破を狙う神戸の山中(中央)=神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)

 ラグビーのNTTリーグワン1部が9日、開幕した。コベルコ神戸スティーラーズは本拠地のノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で三重ホンダヒートと対戦し、1万1419人の観客が見守る中、80-15で大勝発進した。

 神戸は前半4分、3季ぶりに再加入したニュージーランド(NZ)代表ロック、ブロディ・レタリックのトライで先制すると、その後も相手を圧倒した。後半には今季新たに加わったNZ代表ナンバー8、アーディー・サベアの連続トライや元日本代表フッカー北出卓也のハットトリックなどで突き放し、計12トライの猛攻で勝ち点5を獲得した。日本代表の李承信(リ・スンシン)、山中亮平もトライを決めた。

 リーグワンは3シーズン目を迎えた。名門の神戸製鋼を母体とする神戸は昨季5勝11敗で9位に沈み、巻き返しを狙う。

 この日は「神戸新聞デー」として、抽選で選ばれた小学生を対象とした記者体験などのイベントも行われた。(山本 晃)

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