国宝の金堂がある広島市の不動院で、年末恒例のすす払いが行われました。
不動院のすす払いは、広島東ロータリークラブが毎年、この時期に実施しています。
地元の小学生など約120人が参加し、軒下のほこりを長さ3メートルほどのササで払ったり、壁や柱などをぞうきんで拭いたりして、汚れを落としていきました。
不動院には広島市で唯一となる国宝の金堂のほか、仏像など貴重な文化財が多く残されています。
すす払いはこの3年間、参加人数をコロナ禍前の半分程度に減らして実施されているということです。
参加した子ども
「今年やってみたら意外と楽しくてよかった」
参加した母親
「国宝に触れることができる機会なので」
不動院 麻生照胤住職
「すす払いなので、きれいな心になってもらいたい」
きれいになった不動院は、これから新年を迎える準備に入るということです。