ブライトンが下位相手に痛恨のドロー…後半から出場の三笘はATの決定機を決められず【プレミアリーグ】

[写真:Getty Images]

三笘薫の所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンは9日、プレミアリーグ第16節でバーンリーと対戦し1-1の引き分けに終わった。三笘は後半からプレーしている。

ミッドウィークに行われたブレントフォード戦を逆転勝利した8位ブライトン(勝ち点25)は、その試合からスタメンを6人変更。三笘やブオナノッテ、ヒンシェルウッド、GKスティールらに代えてファーガソンやダフード、ララナ、GKフェルブルッヘンらがスタメンで起用された。

今季リーグ戦2勝で19位に沈むバーンリー(勝ち点7)に対し、立ち上がりからボールを支配するブライトンだが、自陣で集中した守りを見せるバーンリー守備陣に苦戦しなかなか決定機まで至らない状況が続く。

それでもブライトンは28分、アディングラのパスでボックス右まで駆け上がったグロスが決定機を迎えたが、シュートはGKトラッフォードのセーブにされた。

ブライトンは30分あたりから徐々にシュートシーンが増え始める。すると34分、相手ボックス内でのボール奪取からミルナーがシュートを放ったが、これはGKトラッフォードが正面でセーブ。

さらに35分にも、相手DFのクリアを敵陣でグロスがカットすると、こぼれ球を拾ったアディングラの右クロスをファン・ヘッケがヘディングで合わせたが、これはわずかにゴール右に外れた。

ハーフタイムにかけても試合をコントロールするブライトンだったが、前半終了間際に失点する。45分、ボックス左から侵入したオドベールがマイナスへのドリブルでマークを外すと、ボックス左手前から右足一閃。このシュートがゴール左上に突き刺さった。

迎えた後半、1点ビハインドのブライトンはララナとダフードを下げて三笘とギルモアを投入。すると63分、右サイドからカットインしたアディングラのパスをボックス左で受けた三笘がゴール右上を狙ったダイレクトシュートでゴールに迫ったが、これは枠の上に外れる。

攻勢を続けるブライトンは、77分に試合を振り出しに戻す。ボックス左横でパスを受けたグロスが相手マークを外してクロスを供給すると、走り込んだアディングラがヘディングシュートを流し込んだ。

その後は互いに選手を入れ替えながら勝ち越しゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。ブライトンは91分、グロスの左クロスから再び決定機を作ったが、ゴール前に詰めたヒンシェルウッドのシュートはGKトラッフォードがセーブ。

アディショナルタイムに猛攻を仕掛けるブライトンは、97分にもギルモアの右クロスからファーサイドの三笘に決定機が訪れたが、倒れ込みながらのボレーシュートはGKトラッフォードのファインセーブに阻まれた。

結局、29本のシュートを放ったものの、ブライトンは最後まで勝ち越しゴールを奪えず。試合は1-1のドローで終了した。

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