【下野】石橋の愛宕神社で9日、新年に鳥居を飾るしめ縄作りが行われた。
作業は例年、同神社の氏子が手がけ、今年は10月下旬から週末を利用して行ってきた。この日、境内で氏子3人が長さ約5メートル、重さ約15キロのしめ飾りと、約100本の「ごぼうじめ」を完成させた。
氏子総代の渡辺幸夫(わたなべゆきお)さん(77)は「今年は国内では物価高騰、海外では戦争などと慌ただしい一年でした。来年は争いのない穏やかな年になってほしいですね」と話していた。
しめ飾りは年末に鳥居へ飾られ、「ごぼうじめ」は同神社で正月飾りとして販売される。