破魔矢に「幸せな一年」願い込め 宇佐神宮で縁起物作りピーク【大分県】

丁寧に破魔矢を作る巫女=宇佐市南宇佐の宇佐神宮
丁寧に破魔矢を作る巫女

 【宇佐】宇佐市南宇佐の宇佐神宮で、新年の縁起物「破魔矢」作りがピークを迎えている。

 11月初旬から数人の巫女(みこ)や神職が連日、来年の干支(えと)「辰(たつ)」が描かれた絵馬や鈴、ツバキの造花などを丁寧に矢に飾り付けている。6種類・約1万本を準備し、23日から1本千~5千円で販売する。

 巫女の祓川結名(はらいかわ・ゆいな)さん(19)=日出町=は「皆さんが幸せに過ごせる一年になるよう気持ちを込めています」と話した。

 宇佐神宮は正月三が日の参拝客を約50万人と見込んでいる。

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