広島県府中町の佐藤信治町長が次の町長選に出馬せず、今期限りで引退することが分かりました。
これは佐藤町長がRCCの取材に対し明らかにしたもので、10日、府中町内で開かれた後援会の役員会で、来年6月の任期満了で引退することを伝えたということです。
佐藤氏は70歳。1978年に町の職員となり、総務部長や副町長などを歴任。2016年の町長選で初当選し、現在は2期目です。
佐藤氏は「超高齢社会やデジタル化への対応を先進的な気持ちで進めていくのは若い世代。府中町の今後の発展のために決断した」と話しています。
11日の町議会定例会で正式に表明するということです。
次の府中町長選は来年5月にも行われますが、今のところ立候補を表明した人はいません。