アタランタに力負けして連勝ストップ、ミラン指揮官は3失点を問題視「チームとしてうまく機能していなかった」

敗戦を振り返ったピオリ監督[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督がアタランタ戦の敗戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

前節のフロジノーネ戦でリーグ戦2連勝とした中、9日にセリエA第15節のアタランタ戦に臨んだミラン。アタランタにリードを許す展開となりながらFWオリヴィエ・ジルーとFWルカ・ヨビッチのゴールで2度追いついたが、DFダビデ・カラブリアの退場もあった後半アディショナルタイムに決勝点を奪われ、アウェイで2-3の敗戦を喫した。

試合後、ピオリ監督はチームの守備の不安定さに言及。DFテオ・エルナンデスをセンターバック起用せざるを得ない厳しいチーム事情もありながら、FWルイス・ムリエルの技ありシュートによる後半アディショナルタイムの失点を特に悔やんだ。

「数的不利の中、最終局面での集中力の欠如があったように見えたので悔いが残る。そうなるのであれば、ディフェンスの選択をもっと明確にしなければならない。ボールを失い、相手についていけなかった。これらのミスは今夜我々に多大な被害をもたらした」

「3失点したということは、守備の部分でチームとしてうまく機能していなかったということだ。我々は2度追いついたし、このような試合であればポジティブな結果を持ち帰るべきだった」

「前半は相手を上回っていたが、決定機には至らなかった。後半はミスが重くのしかかった。もし2-2で終わっていれば、ポジティブな要素がたくさんある試合だった」

13日にはチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント進出をかけたグループF第6節ニューカッスル戦。ピオリ監督はまだ決して諦めていないと意気込みを語りつつ、負傷離脱していたFWラファエル・レオンも復帰予定だと明かした。

「今、我々はヨーロッパの舞台におけるとても重要な試合を控えている。得るべき結果は1つしかなく、(決勝トーナメント進出の)可能性は少ないが、我々はヨーロッパの舞台にとどまりたい」

「レオンは大丈夫だろうし、プレーする準備はできていると思う」

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