インテルのシモーネ・インザーギ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
前節のナポリ戦を3-0の快勝で終え、首位をキープしているインテル。続く9日のセリエA第15節でウディネーゼをホームに迎えると、MFハカン・チャルハノールのPK弾を皮切りに前半終盤に一挙に3得点を奪い、最終的に4-0の勝利をあげた。
試合後、インザーギ監督は下位に沈んでいるウディネーゼの地力を高く評価しつつ、そんなチームからきっちり勝利を奪った選手たちへ満足感を示している。
「ウディネーゼは現在の順位よりも高いレベルにあるので、勝利には満足している。ボールをうまく支配し、決して背伸びしすぎないよう気をつけなければならないことはわかっていた」
「選手たちはスタートから94分まで非常に良い試合運びをしてくれた。チームの手応えを感じたし、素晴らしい試合だった」
勝ち点差「2」でついてきている2位・ユベントスとの首位争いにも言及。ライバルの動向を気にする必要はないと述べた。
「我々は追われることに慣れているので、自分たち自身に集中しなければならない。自分たちのことだけを見ていれば良い」
「こういった夜を楽しむのは大切なことであり、観客の前では常にこういった試合をするよう努めなければならない。我々のファンはそれに値するからだ」
12日にはチャンピオンズリーグ(CL)のグループD首位突破をかけたレアル・ソシエダ戦。気を引き締めながら準備すると語った。
「火曜日には重要な試合があるから、今は努力を続けなければならない。フィジカル面とメンタル面のエネルギーをしっかりと回復する必要がある」
「全ての試合が同じように進むわけではないが、FW陣は我々を大いに助けてくれている。今うまくいっているからもっともっと頑張らなければならないが、落とし穴はすぐそこにある」