“この日のためにコーディネイトした”介護施設の利用者と職員がランウェイを歩く 広島「カイゴギャップコレクション」

介護施設の利用者と職員が、一緒にランウェイを歩きました。

10日、広島駅南口地下広場で開かれた、「カイゴギャップコレクション」です。広島の福祉や介護に関わる団体が、現場を知ってもらうためのイベントを2010年から開いています。

今年は介護に携わる若者たちが企画し、ショースタイルで行われました。会場に設置されたランウェイには、施設利用者と職員がペアになって登場…。

この日のためにコーディネイトした服に身を包み、堂々と歩きます。

MC
「この赤いニットすごく素敵なんですが自分で編んだんですかね?」

参加者
「いつもありがとう」

ステージでは日頃の感謝の言葉も伝えられました。

広島県介護福祉士会 吉岡俊昭 会長
「どうしてもまだまだマイナスなイメージがある中で、こんなに素敵な仕事なんだっていうのを、若者たちが自ら発信していこうって形で声があがって、実際に今日『介コレ』という形で開催にいたりました」

主催者は、来年以降もイベントを続けたいとしています。

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