【カペラS】津村「自信を持ってこの馬の競馬をした」テイエムトッキュウが重賞初制覇

12月10日、中山競馬場で行われたG3・カペラステークス(ダ1200m)は、津村明秀騎乗の2番人気、テイエムトッキュウが快勝。3馬身差の逃げ切りで重賞初制覇を飾った。最年長重賞Vの期待が寄せられた柴田善臣騎乗、リュウノユキナは4着までだった。

カペラS、勝利ジョッキーコメント
1着 テイエムトッキュウ
津村明秀騎手
「僕が乗っている中山1200ダートでは相性良く勝たせてもらっているので、スタートも速い馬で、自信を持ってこの馬の競馬をしました。スタートのセンスが抜群で、大体ハナ行くだろうなということは想定していたので、スタートだけ気をつけて、そんなに緩めることもなく、自分のリズムでということを心掛けました。最後の1ハロンは若干馬も苦しそうでしたけど、セーフティーリードもあった分頑張ったくれましたね。(この馬の強さは)テンのスタートのダッシュとそのスピードの持続力だと思いますし、小さい競馬場でもこなしてくれると思いますし、色んな条件がこの後待っていると思うので、楽しみです」

レース結果、詳細は下記のとおり。

12月10日、中山競馬場で行われた11R・カペラステークス(G3・3歳上オープン・ダ1200m)は、津村明秀騎乗の2番人気、テイエムトッキュウ(牡5・栗東・木原一良)が快勝した。3馬身差の2着に10番人気のチェイスザドリーム(牝4・栗東・矢作芳人)、3着に6番人気のメタマックス(牡3・栗東・森秀行)が入った。勝ちタイムは1:09.3(良)。

1番人気で柴田善臣騎乗、リュウノユキナ(牡8・美浦・岩戸孝樹)は4着、3番人気で吉田豊騎乗、ベルダーイメル(牡6・栗東・本田優)は6着敗退。

ロードカナロア産駒

津村明秀騎乗の2番人気、テイエムトッキュウが嬉しい重賞初制覇を飾った。レースではスタートを五分に決めてスピードの違いでハナへ。軽快に飛ばしていき1馬身ほどのリードを保って直線に向くと、絶好の手応えで後続を突き放しにかかった。坂を登っても脚色は衰えることなく、2着以下に3馬身差をつける鮮やかな逃げ切りだった。

テイエムトッキュウ 16戦6勝
(牡5・栗東・木原一良)
父:ロードカナロア
母:アグネスナチュラル
母父:サクラバクシンオー
馬主:竹園正繼
生産者:高昭牧場

【全着順】
1着 テイエムトッキュウ 津村明秀
2着 チェイスザドリーム 藤岡佑介
3着 メタマックス 菅原明良
4着 リュウノユキナ 柴田善臣
5着 タガノクリステル 戸崎圭太
6着 ベルダーイメル 吉田豊
7着 ラプタス 幸英明
8着 デュアリスト 三浦皇成
9着 オメガレインボー 横山和生
10着 アティード 田辺裕信
11着 アイスリアン 亀田温心
12着 カイザーメランジェ 江田照男
13着 スズカコテキタイ 岩田康誠
14着 オーロラテソーロ 佐々木大輔
15着 ピンシャン 石橋脩
16着 オールアットワンス 石川裕紀人

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